2015年8月第2週&第3週 週報
お盆で先週空いてしまいました。
2015年8月第2週の成績は、+5.413%
2015年8月第3週の成績は、-6.651%
でした。
先週の爆下げで先々週のプラスはすべて吹き飛びました。
逆指値はしっかりセットしておく。
当たり前のことなんですけど、下げがあってもここまでと想定しておらず、
なんの確証もない自信に基づいて、放っておきました。
『利益は最大限に伸ばす』その言葉の意味を履き違えた結果です。
今月は調子が良かったのもそういう行動を取らせてしまった原因だと思います。
利益は最大限に伸ばすということの前提に、『今ある含み益を確保した上で』という条件があるということを実感させられる1週間でした。
しかし、悪いことに暴落が先週で終わるとも思えないような状況になってきています。
中国の景気減速、それによる世界経済の成長減速、さらに日本にとっては北朝鮮と韓国との緊張とよくない材料しかありません。
NYダウは17000を割り込み、日経先物も19000円を割り込んでおり、
月曜日は金曜日以上の荒れた相場になりそうです。
また個人的に気になったニュースとしては以下のニュースです。
日本のトップ企業のトヨタ自動車が部品値下げ交渉再開に入るというニュースです。
検討というニュースなので決定ではないでしょうが、ほぼ確定と見ています。
トヨタだけが日本の全てではないですが、その影響はかなり大きく日本全体に波及するものであると思っています。
そうなると、ただえさえ落ち込みが激しい個人消費がさらに冷え込んでいく悪循環がまた始まり、消費税再増税など論外の話になってしまう状況に突入しかねないと思っています。
今月頭とは比べ物にならないほど、本当に底が見えない泥沼のような状態になってきました。
日銀の追加緩和が残っているとはいえ、それだけで経済がどうにかなるようにも見えません。世界経済レベルでの事象に一つの国での政策で太刀打ちできるとは思えません。
中国のブラックボックス的になってしまっている経済状況が、今回事態を余計に悪化させてしまっているのだと思います。
最悪リーマンショックレベルの下落が起こるシナリオも頭の中に入れておくべきかもしれません。